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2009年 11月 12日
【Day 3: 10/31(土)のつづき】
先日電にこう訊かれました。 「もうすぐ九州場所だけど、それまでに珍道中終わるの?」 確かに、今週末九州場所が始まったら一気に相撲脳に切り替わるので それまでにできるだけ珍道中は書き終えときたいところです。 しかし「楽しかった。以上」的シンプルさに欠けるgdgdさが私たるゆえんでして…(汗) もうしばらくお付き合いいただければ本望でございます。 と言う訳でDay 3の続きです。 天気が芳しくない状態の中、 仲間川マングローブクルーズの船に乗りました。 約17kmある仲間川を70分ほどかけて 10kmちょっと遡って帰ってくる、というものです。 船は結構混んでいました。 船長さんがガイドも兼ねて、 ユーモアたっぷりの軽妙トークをしながら運転。 以前某Aちゃんからも教えてもらいましたが、 マングローブというのは木の名前ではなく 水面から生えている木の総称だそうで。 (ちなみに仲間川は海水だそうです。) この木はおひるぎというそうです。 すくっと伸びているさまが迷いがなくていいですね。 幹の途中から根がタコ足のように生えている ヤエヤマヒルギも健気そうで好きです。 こちらは確か、しばらく前の台風で なぎ倒されたんじゃなかったかな。 船長さん曰く、マングローブを形成する木の多くは あんなに根っこ踏ん張っているのに 地面への根ざしはとっても浅いのだとか。 何だかなあ という感じですが… この木の名前は失念しましたが、 他に印象に残ったのはあだん。 パイナップルそっくりの実がなりますが、 味は「食べられたもんじゃありません」とのこと。 ただし、芽はてんぷらにして食べます。 後日石垣で食べましたが、 アスパラガスみたいな食感でした。 ヤエヤマヤシは群生することが非常に珍しく、 世界でも3ヶ所(うろ覚え)しか群落が存在しないそうです。 というかヤエヤマヤシ自体が西表島と石垣島にしか生えてないらしい。 ちなみにヤエヤマヤシの実は、われわれが想像するようなヤシの実とは大違いで 親指の先くらいしかないのだそうです。ちっちゃ!(笑) この種は色んなところに生えていましたが、この木が異様にでかいんです。 この木があるところに簡易桟橋(?)があるので一旦船を下り、 柵で囲ってあるこの木を鑑賞してから船に戻って河口に帰ります。 根っこがすごいことになってますよね~。「板根」と言うそうです。 確かに板みたいだけど、こんぶっぽくもあるような…。 中にはぐるっと巻物状になっている根っこもあったので、 電は「あすこに湯張って風呂入りたい」なんて言っていました。(笑) なお、この木の樹齢は「推定400年」だそうですが、年輪があるわけじゃないので 根拠は「はっきり言って適当」(by 船長さん)とのことです。 ほんとかよ~(笑)てーげーですな。(^-^) 楽しい遊覧船観光はあっという間におしまい。 車に戻る道すがら、オカヤドカリに遭遇しました。 電が好奇心を発揮して拾い上げると、 殻からにゅおーんと脚を広げてきました。 足の端から端まで10cm以上はあったと思います。 しかも脚太くて立派なの。ちょっと怖かったです(笑) すれ違った遊覧船の会社の人(多分)に 「天然記念物だから持って帰らないで下さいね」 と注意されました。天然記念物とは知らなかった! 勿論その場でお別れしてきましたので念のため。 こちらは、小さな展望台があった後良川(しいらがわ)の河口。 これまた立派なマングローブ。どこまでも続いていくかのように見えました。 由布島と西表島の間はとても狭く海も浅いので、水牛車もしくは徒歩で渡ります。 水牛車は30分おきくらいに出ていますが、 われわれが行ったときには既に最終便が出た後で、 植物園の従業員さんたちを乗せた最後の水牛車がゆっくり歩いていました。 乗りそこねた従業員さんたちは、こうやって海を歩いて帰ります。 水牛車より人のほうが速いっての(笑) 水牛さんも従業員さんもお疲れ様でした(^-^) 「通勤に水牛車」。のどかでいいな~。 牛はその後車をほどかれ、 岸辺の近くにある牧場に帰って行きました。 ちなみに、西表島―由布島間の所要時間は 水牛車で15分くらいだそうです。 次回は由布島にも渡ってみたいなあ。 そして日が落ちていく中、今度は西表島温泉へ。 「日本最南端の温泉」が売りのこの温泉は、 ネイチャーホテルパイヌマヤリゾートの敷地内にあります。 混浴の露天風呂は水着着用とのこと。私は水着なしなので女風呂のみ入りました。 男女別のお風呂にもそれぞれ露天風呂があって、 女風呂はジャングルの小川を眺めながらの入浴。なかなか面白い体験でした。 勿論天然温泉です(鑑定書が貼られていた)。露天風呂と内風呂1つずつ。 ちょっと狭かったけどあったまったので満足です。(^-^) ネイチャーホテルパイヌマヤリゾート 〒907-1431 沖縄県八重山郡竹富町高那243 tel 0980-85-5700 温泉を出た頃にはすっかり真っ暗。 西表島の道路にはほとんど街灯がありません。 よって車のライトだけを頼りに進みます。 これは、イリオモテヤマネコなど夜行性の動物に 配慮してのものと思われます。 西表島をひととおりまわって強く思ったのは、 「この島は本当に自然優先である」ということです。 まあ西表に限ったことじゃなく、 八重山の離島は大半そうなんですが、 今回ジャングルだらけの西表島に行ってみて、 改めて感じたことでした。 私の慣れ親しんできた環境と言うのは、 人間が暮らしやすいように山を削ったり森林を伐採したりして、 そこに住宅や道路をつくり、鉄道を敷いて…と言う感じに出来上がっていった環境です。 その結果として、物質的にも便宜的にも豊かな生活を享受しています。 うちみたいな郊外の街は特に、ここ数年の発展がめざましく もう都内に行かなくても何でも買えるようになりました。 かたや西表島。物質的にも便宜的にもないものづくしです。 大手コンビニも大手スーパーもなければ、レストランも本屋さんもない。 交通手段は車かバスか船のみ。町役場までは船で40分もかかります。 (去年の「珍道中」でも少し触れましたが、竹富町役場は石垣市内にあります。) しかも携帯はほとんどの地域が「圏外」(SoftBankの場合)だし。 そんな不便な島ですが、島の人々は「自分たちが暮らしやすい街」を作るよりも 「野生動物が暮らしやすい環境」を維持することを選んでいる…ように見受けられました。 道路をまっすぐにする工事とか、そういうのはやっていますが、すごいことだと思います。 この島への愛情あってこその選択なのではないかと。 私は言うまでもなく非常に俗で物欲のかたまりのような人間なので (って胸張って言うことか?>自分) 「西表に住むのってほんと不便そうだな~」と思ってしまったことを白状します。 でも、ただ不便だ不便だって感想(不平ではない。念のため)を述べるだけじゃなくて どうして「不便なまま」にしてあるのか、その裏には地元の人のどんな思いがあるのか 今回の旅で、少しは思いを馳せられたような気がします。 それだけでも私にとっては進歩だったと思います。(自分に甘いな~) でもそうしたら、便利な環境に住んでいる自分が、今まで無意識に上から目線で (「たいへんねー」みたいな感じ。)島の生活を眺めていたんじゃないか?という気がして 自己嫌悪に陥ってしまいましたよ。orz ともあれ、そんな島の人々の島を愛する思いが こうして今も残る豊かな自然というかたちになっているんですね。 ただ残っている訳じゃないといいますか。それを決して忘れてはいけないな、と思いました。 反面、山が削られるのが日常茶飯事なうち界隈を否定するつもりもありません。 これだけ便利な生活を享受しておきながら、否定するのは虫が良すぎるってもんです。 うまく言えませんが(それはいつものことだが)、そんな心境です。 我ながら薄っぺらいごたくはいいかげんここまでにして(滝汗) 道中、ライトには横歩きの物体がよく照らし出されていました。そう、カニです。 車が近づいているというのに悠々と道路を横切っていました。 対向車の前に歩いているのなんか見ると、うわ~危ないぞ と思ってしまうんですが 何故かうまくやり過ごせるんですよね。不思議だ~。 でも一度だけ聞こえたゴスッという鈍い音、 あれは絶対うちの車がヤシガニかなんかはねたんだと思う…。orz 甲羅のおかげで助かっていることを願います。うう。 この日の夕食は 宿で取らないことになっていたので、 上原港近くの食堂に寄って帰りました。 新八食堂 〒907-1541 沖縄県八重山郡竹富町上原870 tel 0980-85-6078 私は例によって八重山そばをオーダー。 電は確か野菜そばを頼んだような記憶が。 八重山そばはお肉がよく煮込んであって 美味しかったです。(^-^) この食堂は地元の人や、近所の民宿のお客さんの 憩いの場となっているようで、 おかみさんが色んなお客さんと話をしていました。 通常は小瓶で売られている こーれーぐーすですが、 自家製のこーれーぐーすになると、 市販の泡盛の瓶に直接 島とうがらしを入れちゃうんですね。 このお店やこの島に限らず、 色んなところで見かけました。 ダイナミックな調味料です。(^-^) 部屋に戻ってしばらくして、そうだパイナップル買ったから食べよう という話になり 包丁を借りに1階におりていったところ、玄関で若おかみさんとばったり。 私よりは多分10歳以上年下と思われますが、 若いのにさりげない気配りが何かと利いているすてきな女性。おかみさんが天職かも。 このときは外出先から帰ってきたばかりだというのに、われわれのリクエストを聞くと にこにこしながら「じゃあ、切ってきますよ」とパイナップルを片手に厨房へ。 しばらくして、レストランのビュッフェのように美しくレイアウトされたパイナップルを (っていかにも稚拙な表現で申し訳ないですが…汗) お皿いっぱいに盛って戻って来てくれました。しかもちゃんとフォークまで付けて。 ただの輪切りが来ると思っていたわれわれ、大感激です。+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚ 部屋でパイナップルを肴に泡盛やビールを飲んでいる間、 外はかなり大雨になっていました。 明日の石垣への移動は大丈夫なのか?!4日目につづく。
by happysatch
| 2009-11-12 10:00
| ちょっと近況報告。
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